【在宅ワーク】仕事場を整えよう!(3):スタンディングデスクで集中力アップ!

仕事効率化

私も普段はデスクワークですので、デスクに向かう時間が長くなりがちですが、みなさんは1日のうちどれくらいの時間、座りっぱなしになっていますか? 最近は「座りすぎは良くない」「スタンディングデスクで仕事のパフォーマンスが上がった」なんて話を耳にすることも増えてきましたよね。そこで今回は、私が調べたスタンディングデスクに関する研究や、自身の使用経験を踏まえてスタンディングデスクのメリットと、その活用方法についてまとめたいと思います。特に仕事効率化の観点からおすすめしたい理由をお届けします。在宅ワークでこれから書斎を整えようという方に特にお勧めです。

スタンディングデスクとは?

まず、スタンディングデスクとはその名の通り、立ったままパソコン作業などができるデスクのこと。最近では手動や電動で高さを調整できる昇降式デスクも多く、必要に応じて「座り作業」と「立ち作業」を切り替えられる仕様が主流になっています。オフィスだけでなく、在宅ワークでもコンパクトに導入しやすくなっているのが嬉しいポイントです。

「立つ」ことで仕事への集中力が高まりやすい

気分転換・眠気対策に効果的

立つとしんどいのになぜわざわざ「スタンディング」する必要があるのでしょうか。

長時間座り続けていると、どうしても「だらけ」や「眠気」を感じやすくなってしまいます。立ち上がるだけで背筋が伸びて目が覚める、という感覚を経験したことがある方も多いのではないでしょうか。実際、在宅ワークやフレキシブル勤務者を対象とした研究でも、立ち作業を取り入れたグループのほうが「集中しやすくなった」「仕事への注意がより持続した」という報告が得られています。
立っていると多少足が疲れるデメリットはありますが、ちょっとした集中力アップや気分転換にはとても効果的。作業に慣れるまで2〜3週間かかると言われるケースもありますが、慣れたあとは「立っているほうがシャキッとしたまま作業できる」ということです。

生産性アップの可能性

さらに興味深い研究として、コールセンターでの半年間の追跡調査が挙げられます。立位・座位を切り替えられるデスクを使ったグループは、座位だけで作業をしていたグループと比べて約46%も生産性が向上したと報告されています。最初の1か月目はそこまで大きな差が出なかったそうですが、2か月目以降に顕著に差が開いたとのこと。
これは、立位姿勢での作業が習慣化するほど生産性向上に寄与する可能性を示唆しています。単なる「立ち疲れ」にならないよう、最初は1日に1〜2時間程度から試してみるのがおすすめです。

姿勢改善にもなるかも?

長時間座りっぱなしで起こる負担

座っている姿勢は楽なようでいて、実は腰や首、肩に大きな負担をかけがちです。猫背になりやすかったり、同じ姿勢を続けることで筋肉が凝り固まったりすることが、腰や肩が疲れてきます。

スタンディングデスクで姿勢改善

実際、私自身も座りっぱなしで腰や背中に違和感を覚えたときにスタンディングデスクで作業をしてみると、幾分ラクに感じる瞬間があります。ずっと立ちっぱなしになるのも別の疲労が出てくるので、やはり「座りと立ちをバランスよく切り替える」というのが理想ですね。

導入時の注意点とコツ

無理せず「こまめに立ち座りを切り替える」

いきなり1日中立ちっぱなしで作業すると、足腰に負担がかかって逆に集中力をそがれる恐れがあります。最初は1時間程度から立位作業を試し、疲れたら座位に戻る、といった具合にこまめに切り替えるのがおすすめです。徐々に慣れれば自然と「立ち時間」を増やしていけます。こまめきに切り替えるなら電動のスタンディングデスクが楽です。

フットレストや足マットを使う

実際やってみるとわかりますが、長時間の立ち作業では足の裏が痛くなってきます。立位用のクッションマットや、片足ずつ乗せられる小さなフットレストを活用すると負担が和らぎます。スタンディングデスク用のマットも売られていますので、探してみてください。

モニター・キーボードの高さ調整

スタンディングデスクは高さ調整ができるといっても、自分の体格に合った位置にしっかり合わせるのが大事。モニターは目線より少し下くらい、キーボードやマウスは肘がほぼ90度程度になるように高さを調整すると、首や肩への負担が減ります。微調整しながら快適な作業環境を整えましょう。

オフィス&在宅勤務どちらでもおすすめ

立位と座位を組み合わせた作業スタイルは、オフィス勤務だけでなく在宅ワークでも効果的です。現実的にオフィスのデスクをスタンディングデスクに変えるのは簡単ではないでしょう。しかし、在宅ワークなら自分でデスクを決められます。

最近の研究ではリモートワーカーがスタンディングデスクを導入することで座り時間が減り、集中力向上などのメリットを享受していると報告されています。

私も在宅勤務の合間に軽く立ち作業を挟むだけで「あ、集中が切れそう」と思ったタイミングで気分をリセットしやすくなりました。仕事だけでなく、ちょっとした読書や動画視聴もスタンディングでやってみると意外と新鮮でおすすめですよ。

適度な立ち作業で心身ともにリフレッシュ

スタンディングデスクは、姿勢改善集中力アップなど、多面的にメリットが期待できるアイテムです。「ずっと立つ」必要はなく、座り作業と立ち作業をうまく切り替えながら使うのがポイント。研究結果では生産性向上などのプラス効果が示唆されていますが、感じ方には個人差もありますので、体の負担や疲労感に気を配りつつ「自分に合ったバランス」を探してみてください。

もし新しいデスク環境を検討しているなら、ぜひ一度試してみる価値あり。ちょっとした姿勢の変化が、予想以上に仕事のパフォーマンス日々の快適度を高めてくれるかもしれませんよ。

参考文献一覧

  1. Shrestha et al., Cochrane Database Syst Rev, 2018: 「Workplace interventions for reducing sitting at work」
  2. Ma et al., Int J Environ Res Public Health, 2021: 「Effects of a Workplace Sit–Stand Desk Intervention on Health and Productivity」
  3. Ognibene et al., J Occup Environ Med, 2016: 「Impact of a Sit-Stand Workstation on Chronic Low Back Pain」
  4. Schwingshackl et al., J Am Heart Assoc, 2022: 「The Impact of Standing Desks on Cardiometabolic and Vascular Health」
  5. Garrett et al., IIE Trans Occup Ergon Hum Factors, 2016: 「Call Center Productivity Over 6 Months Following a Standing Desk Intervention」
  6. McFadden et al., J Occup Environ Med, 2023: 「Using Mobile Standing Desks in Flexible Work Environments (Stand2Learn)」

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